大勢の人がひとつの空間に集まることが困難となったコロナ禍の中、新しい生活様式の広まりと相まって、情報保障サービス（手話通訳派遣・文字通訳派遣）のあり方も様々模索されてきています。
従来は、関係者を含む参加者全員が直接会場に足を運ぶのが当然のことでしたので、ご依頼者様やご利用者様と会場で直接お会いして、サービスを提供させていただいていました。
コロナ以降、企業様・官公庁様・教育機関様など、各方面の方々からご依頼いただく内容の多くが、完全オンライン、もしくはリアルとオンラインを組み合わせたものとなっています。
具体的には、例えば講演会・会議・授業・イベントなどにおいて、話し手の方と出席者の方が同じ空間に集まるのではなく、どちらか一方、もしくはどちらもが別の場所（自宅・事務所・教室など）から参加するという方法です。
Zoom・Webex・Teamsなどのような、Web会議システムの利用が急速に広く普及したことにより、そのような場をオンラインで実現することが容易となりました。今後、アフターコロナの世になったとしても、Web会議システムの活用はなくならないと予想されます。
講演会・会議・授業・イベントなどにオンライン参加が選択できるようになったことは、障がいを持った方にとって、バリアフリーが大きく進んだという一面も感じています。視覚障がいの方や車椅子の方、精神障がいなどの方々にとって、少なくともそこに参加するための外出・移動の困難さという壁が取り払われたのではないかと思います。
私どものサービスも聴覚障がい者の方をはじめ、多様な方々の一助となれれば幸いです。社会の大きな変化の中、聴覚障がい者の方々がオンラインの場に参加できるためには、何が必要か。情報保障サービス（手話通訳派遣・文字通訳派遣）のオンライン化は、そのための課題解決策のひとつと言えます。
ホープでは、「オンライン手話通訳（遠隔手話通訳）派遣サービス」「オンライン文字通訳（遠隔文字通訳）派遣サービス」をご用意しております。
手話通訳派遣（オンライン可・２次使用可）
| 項 目 | 単 位 | 単 価 |
|---|---|---|
| 会場での手話通訳 or オンライン手話通訳：１時間ごと | １人あたり | ５，３００円 |
| オンラインでの２次使用ありの場合：１時間ごと | １人あたり | ７，９５０円 （２，６５０円） |
| ※延長料金 （１５分につき） | １人あたり | １，３２５円 |
| 準備・設定費 | １人あたり | １，０００円 |
パソコン文字通訳（ＰＣ要約筆記・パソコンテイク オンライン可）
| 項 目 | 単 位 | 単 価 |
|---|---|---|
| 最初の１時間（最低時間） | スクリーン表示 | １６，０００円 |
| （１時間以上の場合）３０分につき | スクリーン表示 | ８，０００円 |
| 予定時間を超えた場合の延長料金（１５分につき） | スクリーン表示 | ４，０００円 |
| １回あたり | 準備・設定費 | ６，０００円 |
| １式あたり | プロジェクター・スクリーン 貸出 | ５，０００円 |
※代金は、上記各単位に確定数量を乗じて得た額の合算額をお支払いいただきます。
※ パソコン文字通訳派遣サービスにはスタンダードなツール「IPトーク」 、遠隔文字通訳システム「captiOnline」 や 自動音声認識ツール「UDトーク」や「Pekoe（ペコ）」を使用します。
情報保障活動（手話通訳派遣・パソコン文字通訳派遣）についてのお問い合わせ・ご依頼は、下のフォームからお願いいたします。